任天堂とAppleの共通点

今、「任天堂 驚きを生む方程式」という本を読んでいます。
ニュース番組で紹介されていたのでちょっと興味持ったので。

「DS」と「Wii」がどのように誕生したのか、その経緯が中心。
考え方や誕生秘話は興味深いです。
ただぶっちゃけると、あまり面白い本ではありません…。

まー半分よいしょ本で、とにかく褒めまくりで気持ちが悪い。
確かにDS、Wiiは世界中で大ヒット。それは否定しません。

だけど任天堂の岩田氏と宮本氏の二人だけで実現したかのような
書き方は実に気持ちが悪いです。

背後に表に出てこないたくさんのスタッフがいたはずですよね。

その上、商業的に大失敗したロクヨンやゲームキューブは
「時代が悪かった」という弁護がなんじゃそりゃ。なのです。

ま、これは著者の責任なんだけどね。
そんな著者の色眼鏡を意識しつつ読んでます。

さて、読み進める中で感じたのは「Appleとの共通性」です。

任天堂とApple、両方とも「遙か未来を見ている」というのが同じです。

任天堂のDSもWiiも単なるゲーム機として位置づけではなくて、
「生活の一部」として入り込むことを考えて作られているのです。
Wiiチャンネルというように「テレビ」と同じ位置づけにして
コントローラーも「リモコン」という具合。
最初からゲーム機というとらえ方をしていません。
「ゲーム”も”できる」という感じで作られています。

AppleのiPhoneも電話機やゲーム機、スマートフォンという
位置づけだけでは収まりません。
戦略的に「生活に入り込む」ようになっています。
iPhoneでAppleTV等を操作するのがその一例といえます。
そしてiMacの新しいバージョンは、iPhoneの操作性が導入されます。
あらゆるものが統合していく、それがAppleの戦略。

このように「今」だけを見ていると見落としてしまうことがあります。

携帯電話業界では「iPhoneに追いつけ」とばかりにスマートフォンが
次々と登場しています。
しかし、AppleにとってiPhoneは通過点に過ぎず、全体の一部でしかありません。
だから例えiPhoneに追いついて追い抜いたとして、それだけです。
iPhoneに勝ったとしてもAppleの戦略には勝てないわけです。

その逆に「先」を見過ぎて「今」を疎かにしてしまったのがPS3です。
日本国内でこそ売れていますが、世界的に見れば大失敗です。
PS3も当初から「これはゲーム機ではない」ということで生活の一部としての
入り込みを狙っていました。
だけど「今」を無視した価格設定、機能だったため、失速したわけです。

「今」も魅力的、「未来」も魅力的。

そんなことが求められています。

ま、最終的な覇者が誰になるかは分かりませんけどね。
だけど、任天堂とAppleのような「視点」「考え方」は実に勉強になります。

でかい会社のでかい話に限らず、ひとりひとりの生活も実は一緒です。

「今日一日」は、もちろん重要ですが、
その「今日一日」が「1年後」「10年後」を見越した「今日」である必要があります。

SEO、アフィリエイト、情報起業、あなたも”何か”をやっていますよね。

今日一日は… 10年後に繋がりそうですか?
ちょっと自問自答してみてください。

もし、繋がっていないようでしたら、是非とも繋げるようにしてください。
一見遠回りに思っても、それが10年後に大変重要な意味を持ちます。

しっかりと足下を見つつ、しっかりと遠くを見通す。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

その両方が必要ですからね。

それでは!


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