何の努力もせずに質問していくる人が面倒くさい

ウェブサービスに限らず、なにかのアプリケーションを利用してもらっていると、いろいろな質問がやってきます。それはプログラム上の不具合(バグ)であったり、操作方法がわからなくて質問してくる場合もあります。そんな質問の中で「困った人たち」がいます。

geralt / Pixabay

マニュアルを読まない人

私のアプリケーションの特徴は「マニュアルがなくても使える」という点です。これまでリリースしたアプリケーションいずれも基本的にはマニュアルがなくても操作できることを目指して作られています。例えるならばiPhoneのようなものです。触っていると判る、画面を見ると判る、それぐらいシンプルに作られていて、ボタン一つの命名にも、とても気を使っています。

それでもどうしてもマニュアルにしなければならない部分があります。例えば「サーバーへのアップロード」等、外的な要因部分はどうしても必要になってきます。でも残念ながらこのマニュアルを全く読まない人がいます。マニュアルは辞書のような分厚いものではありません。A4のPDFにして数ページのことです。図をたくさん用いてわかりやすいように工夫をしています。

ほんの数ページのマニュアルも読まずに質問をしてくる人がいます。その回答は「マニュアルをご確認ください」としか言えません。一応、テキストである程度のことを書いて返事をするのですが本音は「マニュアル読めよ」です。図入りで分かりやすいですからね。

試さない人

次によくあるのが、いちどもアプリを動かすことがなく「これはどうするのでしょう?」という質問をしてくる人です。設定画面で文字を入れて「登録ボタン」を押す。それだけの話しです。やってみれば判ることです。アプリケーションでパソコンが爆発することはありません。いきなりハングアップしてパソコンがぶっ壊れることもありません。なぜ試さないのかとても疑問に思います。

以前「やってみてください」という趣旨の返事をしたところ、びっくりするような返事が返ってきました。「時間を無駄にしたくはありません。可能性があることを全て確認してから使うようにしたいのです」(本当にこんな文章でした)。

こんな人への返事は「あなたの時間の節約のために他人の時間を消費するべきではありません」という感じでした。一つひとつの動作の組み合わせを考えたら、とんでもない数のパターンが生まれてきます。こんなときはこう、なんてことをいい出したらきりがありません。まずはやってみるということが大切です。アプリケーションの作りでも適当に触っても問題がないように作られています。もし、慎重に触らないと壊れるアプリプの場合は、プログラマーの質の問題です。

調べない人

これは、まーあれです。「ググれ」というやつです(「ググれ」が分からなかったらgoogleで調べてね)。インターネット上で一般的に使われている言葉の場合は説明を省略することがあります。例えば「コピーアンドペースト」とか「ドラッグアンドドロップ」などです。一応「マウスの左ボタンを押しっぱなしにして、その後、離します」みたいに丁寧に返事をします。きっとパソコン初心者なのだろうなという思いがあるからです。

「うーん」と思わず唸ってしまうようなのは「サブドメインの設定方法を教えて下さい」「アップロード先はどこですか?」というようなレンタル・サーバーに確認することを質問してくることです。そういう場合は“まずは調べてみて”と言いたくなります。

検索エンジンで「利用中のレンタル・サーバーの名前+アップロード先」で検索をしたらいくらでも答えが出てきます。公式のマニュアルもあれば、で実践した人のブログ記事がヒットする時もあります。

その場合はストレートに答えを教えるのではなく、あえてヒントだけ出すようにしています。自分で調べられるということ、自分で調べなければならない、ということを知ってもらうためです。ヒントというのは「検索エンジンで『利用中のレンタル・サーバーの名前+アップロード先』で調べてみてください」というようなものです。公式のマニュアルが見つかれば、そのURLを貼り付けることもあります。結構、公式マニュアルって探しにくいですからね。

原則はわからないことは聞くのが一番

「漢字で『しょうゆ』って書ける?」なんてCMが昔々ありましたが、記憶に殆ど無いことを思い出そうとしても絶対に答えはできません。いろいろ試してみても、そもそも勘違いをしていれば気が付かないことがあります。そんな「やってみたけどわからない」「調べてみたけどわからない」場合は遠慮なく聞いて欲しいのです。その際は「こんなことをやってみました」という情報もあると助かります。

プログラム的に間違いにくいように、間違って問題ないように作ることはとても大切です。その点はとても気を使っています。とはいえ、全てをカバーすることは不可能だし、そこまで思いが至らない場合もあります。プログラマーも努力をします。なので利用者も努力をしてください。そんなことを思った朝。


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