partsを追加するアイコンをどこに配置するか?

「デザインは機能である」と考えている。
だからこそ、ボタンひとつの配置に一日悩んでしまうことがある。

リリースしてみて使い心地から修正することももちろんあるんだけど、その前に自分自身が納得のいく配置にしておきたい。それは「違和感がない」「直感的」という2つの目標がクリアされている必要がある。

「ここら変だよね」と適当に配置した場合、ときに勘違いを生むボタンとなる。この「+」となっているボタンは、どこに対してなのか?何に対して何のか?何が追加されるのか?そういうことが言葉で説明しなくて、初めて見た状態であっても伝えられなければならない。

余計なところにボタンがあることで誤解を生む。最小限の表示、必要なときには必ず表示されて、不必要なときには表示されないようにする。

それだけでユーザービリティは向上していく。

ユーザービリティについては昔からずっと叫ばれているけど、それをきちんと理解して、実践できている人はとても少ない。感じるは「努力しました」という程度で。ウリ文句が「ユーザービリティを追求し…」なんて書いてあるツールを使ってみると使いづらいものが多かったりする。これからは「追求した」のではなく「努力しました」に過ぎない。もっと感覚的なものなのだ。

それは映画や演劇などでいう「間」みたいなもので、言葉ではとても表しにくいものなのかもしれない。だけど、ある程度のパターン化はできる。いや、できている。

トイレの表示で男性トイレは青女性トイレは赤、という風に誰もが気が付かないうちにパターン化している場合がある。あるテレビ番組で、男性トイレのマークは同じで色だけ変えたところ、女性が次々と男性トイレに入っていくという結果となった。これはアイコンよりも色が重要という意味でもあるし、言葉にされていないパターンがみんなの頭の中にあるということだ。

そういう自動的に判断されるパターンをどれだけ認知することができるかというのがデザインの腕の見せどころなのかもしれない。デザインとは機能である。これは真理。


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