本年度最後の修羅場

2014年度が3月31日で終了。
この1年もなんだかんだでいろいろあったな―と思いを馳せる。
が、そんな時に思わぬメールが飛び込んできた。

「何の音沙汰もないので心配しています」から始まるメール。
プ◯グラマー学校の購入者から「お弁当屋さんの受注システム」の開発の依頼があり、それをプ◯グラマー学校の講師が受託をしたという流れ。
私は初期の相談程度で開発の打ち合わせそのものには一度も顔を出していない。

メールを読み進めると…

「エラーで動かない、信用問題に関わる、無理ならば他に発注する、違約金はいりません、お金を返してください、誠意を見せてください」

おいおいおい、偉いことになっているではないか…。
まったく進捗を確認していなかったのでこんなことになっているとは…。

この人は「プ◯グラマー学校の教室を地元で開きたい、ゆくゆくは全国展開したい」という提案してきた人。以前に他の教材の塾を全国展開した実績があったので、できるかもしれないという気持ちがあった。

その準備を進めているさなかに「当社のプログラマーが退職して大変なんです」ということで、継ぎ接ぎだらけのお弁当受注システムを作り直したいということになった。
※公開終了※

月50で3ヶ月、値引きして120万円なら考えよー。
これもプ◯グラマー学校教室を展開するという今後のことを考えての大幅ディスカウントの金額だ。

ところが、私がいない打ち合わせの時に無断で月20万円3ヶ月で契約をしてしまった。これはマズイと思ったけど、受けちゃった以上しょうがない。開発はお任せなのでまーいいかーという気持ちあってそのまま開発開始。

ぶっちゃけそこからほとんど開発進捗は確認していなかった。これは反省。
そして昨日、こんなメールが届いたわけだ。
 
 
さっそく昨晩、集合をして打ち合わせ。
このメールが来た時点で「これは返金するしか無いな」と決断していた。講師側は派遣業務をすることになって現在常駐してシステム開発を行なっている。受託当時にフリーで開発している状態とは違う。そのためトラブルがあっても動くことができない。
システムは「導入直後がもっとも時間を使う」わけで、お金を扱うシステムで「明日対応します」では話にならない。
なんとか完成に漕ぎ着けてもその後のサポートが出来ないのだから問題だ。

そこでメールにあった「無理なら言ってください。違約金入りませんからお金を返してください」という文言を活用しようという作戦を取ることにした。
 
 
中途半端な関わり方をするよりもスパッと関係性を切った方がいい。
そこで支払い済みの60万円を一括返済することにする。
分割で返金したりすると、あれこれ言われる可能性があるし「やっぱり開発して」なんてことになりかねない。

しかしながら講師に支払われた分の回収はすぐにはできないということで…。
取り敢えず私が一括で返金をして、講師から月5万円を私に支払うということに。
私も今はそんなに余裕が有るわけではないんだけどねー。

ちなみに「違約金」なんて言葉出ているけど、そんなものは取れるわけがない。
むしろ開発費用の返金も応える義務もない。(法的にはね)

開発スタート時に完璧な仕様があって、そのとおりに開発して納品するタイプならば「未完成」「未納品」だから返金ということは十分にあり得る。しかし今回は仕様変更がかなりあったようだし、想像以上に複雑怪奇な既存システムだったらしいからむしろ追加料金を請求したいぐらいだ。

以前私が外注をした時に、結局中途半端で商品にならなかったツールがあった。開発費用は合計で300万円を越えたが開発費用は支払った。そして1円も利益を出していない。何故支払ったかというと思ったとおりにできなかったのは「私がきちんと要望を伝えられなかったからだ」という思いがあったから。

つまりは一方的に「お前が悪い!」ではなくて「双方に問題があった」という考え方。
支払いに関しては「あなたは約束を守れなかったけど、私は約束を守る」という思いで支払った。

今回はその逆パターンとなるのだが、返金をする。
自分のお人好しぶりに自分でもビックリするが、そのほうがスパッとしていいだろう。
お金の話で揉めるのは本当に嫌い、大嫌いだから自分にマイナスを被ってもこういう決断をしてしまう。

受託も大変、外注も大変、やっぱり自分で開発するのが一番だ。

IBR開発

Posted by ライトニング 今村 吉宏


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