検索エンジンがなくなる時代

検索エンジンがなくなる時代
ソーシャルネットワークが一般化していく中で検索エンジンの使用頻度が下がっている。

それは一体何を意味するのか。
ところどころで検索エンジンからソーシャルネットワークに移りつつあることは語られているが、その理由で納得いく解答は述べられていない。
現象を見て、ただ報告しているにすぎない。

そもそも、なぜみんなが検索エンジンを使っていたかというと「調査」のためだ。

問題の解決策を調べたり、買いたいと思っている商品の評判を調べたり、
インターネットという巨大すぎる図書館の中から「答えの書かれた本」を探し出す。
それが検索エンジンの役割である。

では、ソーシャルネットワーク(以下SNS)は何か?
それは人と人とのつながり。

うーん、これだけだと「なぜ検索エンジンからSNS」へとシフトしている意味は分からない。

実のところSNSでも求められているのは同じことだ。
問題の解決、商品の評判、それを「人から直接聞きたい」という欲求の流れが、検索エンジンからSNSに流れている理由だ。
検索エンジンが、巨大な図書館からの本探しならば…
SNSは、知っている人たちの集会場で質問する。
というような感じだ。

目的が同じだけど、手段が変わってきているという事実。
ということはSNSがより的確な回答が得られると、みんなが感じているということなのだろう。

考えてみれば、そりゃそうだ。
検索エンジンは「過去」を調べることができるのだが、
SNSは「現在」を調べることができる。

正確には質問することで回答してもらうのだが、とにかく現在だ。
過去情報VS現在情報 となると優劣はすぐにわかる。

もちろん、過去情報が常に劣っているわけではない。
その膨大な量に現在情報は絶対に勝てない。
そして、現在では知っている人がいないかもしれないし、知っている人に出会えないかもしれない。
だから過去情報がいらないわけじゃない。絶対必要。

しかし、今の世の中の流れは…
検索エンジンで問題を解決しようとしている人のほとんどが「現在情報で十分」なレベルだと言うことだ。
自分自身の体験を思い出してほしいんだけど、たとえば買いたいものが決まっていて、その評判を探し回っている。
「いいよ」という情報をみると「やっぱり、間違いない」と思う。
「やめとけ」という情報をみても「人それぞれだな」と結局継続して評判を探し続ける。
つまりは「買いたい」を「買おう」という、最後の一押しを探していることが結構多いのだ。
ま、僕のことだけどね。

そんな人たちからすれば、1年前のしっかりした情報よりも、現在使っている人の「毎日使っているよ」という情報の方が重要になってくる。
こういう時代になってくると、当然商品を売る側にも影響が出てくる。

プロダクトロンチという方法が最近流行っている。
ビデオを公開して、コメントを書いてもらう。
そのコメントに答えるように次のビデオが公開される。
そして、コメントに沿った内容の商品ができあがる。

これって、まさに検索エンジンからSNSへシフトしているのと同じ現象ではないだろうか。
過去情報から現在情報へ。

どんどんとスピードが加速していっている。
アメリカでは多くのサイトで「チャットシステム」が導入されいている。
商品に対してチャットで質問することができるのだ。
これも過去情報から現在情報へのシフトだ。
たとえQAページで書かれていること答えであっても、お客さんは満足する。
現在情報が手には入ったからだ。

ニュースなどで「すぐに答えが手に入るのが利点」という紹介をするが、
それだけでは足りない。検索エンジンでもすぐに答えが見つかるのだから。
必要とされているのは「現在情報」なのだ。

情報商材の世界もどんどんと現在情報へとシフトしていくだろう。
商品化のスピードもともめられるようになる。
昔は1年かけてじっくり作るのは普通(?)のことだったけど、これからは数日で作るということが要求されてくるだろう。

あ、でも、勘違いしないでほしい。
決して、これまでの手法がだめになるわけではない。
ビローーーンレターでもまだまだ売れている商品はある。
動画も音声も使わなくても、売れるものは売れる。
あくまで全体が、そういう方向に流れているというだけだ。

サイトが終わった、ブログが終わった、メルマガが終わった。
これらのアホ伝説が物語っているように”終わるものはない”
新しいものが登場しても、ただ比率が変化しているだけなのだから。
今年はあちこちでSEOが叫ばれている。
さぁ、これからどうなるかねー。

こんなのが、そろそろ出てくる頃だ。
「これからはSNSだ。そのマニュアルがここに!」

さぁ、今のうちだよーー。
先行者利益を確保しよーーー。

げーっ、先行者利益だって。
こんな言葉に惑わされないでねー。

新しい手法は、その手法自体が確立されていない。
だったら手垢がベタべたついた手法に着実に取り組んだ方が確実に勝負できる。
実際のところ手垢べたべたマニュアルでさえ、100%忠実にやるのは難しいのだからね。
いずれにしても油断しないように。

ソーシャルメディアも、少しかじっておこうかな。
フェースブックが題材の映画も見に行こうかなー。
誰か一緒に行かない?

IBR映画

Posted by ライトニング 今村 吉宏


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