KickAssはいいぞ

アメリカン人というのは、ものすごいヒーロー願望があるらしい。
ニュースでも人助けをした人は「ヒーロー」として一躍有名になる。
日本では警察から感謝状をもらってチラッとニュースにでるぐらいだけどね。

ヒーローが登場する映画は実に多い。
スーパーマン、バットマン、スパイダーマン、超人ハルク、アイアンマン。

共通するのは
・スーパーパワーを使って平和を守る。
・だけど普段はひっそりと生きている。
・過去に家族を失うなどトラウマを持っている
などなど。

さて、この間見た「KickAss」は、そんなヒーローにあこがれる学生の話。

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「みんなヒーローに憧れるのに、なぜなろうとはしない?」
という素朴な思いから通販で購入したコスチュームを着て、街に出る。

でも事件に都合良く出くわすことなく、ただ歩き回る日々。
そんなある日、車泥棒に出くわして、勇気を振り絞って正義を貫く。

が、ものの数秒、ナイフで刺され、車に跳ねられ、病院行きに。
誰も通報しない、車の運転手もそのまま逃走…。
これが現実なのだ。
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そんな感じで始まるんだけど、結構じーんとくるシーンがある。
最初に思わず目頭が熱くなったのは、暴力に立ち向かうところ。

数人から一方的に暴力を受けている人を、思わず助けにいく。
ボコボコにされながらも、必死で殴られている人をかばい続ける。

「なんで助ける?こいつ知らない奴だろう」
「黙って見ている奴らが許せないんだ!」

それは暴力を加えている奴らではなく、カフェの中でガラス越しに見学をしている人たちに向けられた言葉だった。

コメディー映画なんだけど「ヒーローとは何か?」という根底のテーマがあって結構内容的に深い。

ヒットガールとビッグダディというめっちゃ強い本物ヒーローも登場するが、そこには「現実には力がないと暴力には立ち向かえない」を示してくれる。
現実には悪党は子供だろうとボコボコにして容赦がない。
現実には負ければ大切なものを失う危険性を含んでいる。

この映画、かなりよい。
単なるコメディー映画やアクション映画と思わないほうがいいぞ。

DVDが3月頃出るみたい。絶対見るべし。
http://www.amazon.co.jp/dp/B004IEB0BC

IBRamazon, 映画

Posted by ライトニング 今村 吉宏


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