仮想を現実にするパイオニア達 OcuFes開発者会

土曜日、フジテレビがあるお台場の日本科学未来館まで行ってきました。
OculusRift という商品があります。

これは没入型ヘッドマウントディスプレイで、バーチャル空間でありながら
あたかもその場にいるような錯覚を起こしてくれるシステムです。
3D空間に入り込むと言う方がわかりやすいかもしれません。OculusRift体験中

すっぽりと頭から被った様子は端から見るとちょっと怖いですけどね。

日曜日が本番のオキュラスフェスタで様々な体験をすることができます。

その前日は開発者が集まり、自分が発見したことや気がついたことを発表して
技術共有などを図る時間でした。

2014-10-25 14.12.21例えば、
「システムを動かすためにどのようなPCを準備するべきか」
という初期段階の人が一番興味をもつ内容

「没入感をより高めるため現実とギャップをいかに埋めるか」
という深く入り込んだプラスアルファを目指した内容

「バーチャルリアリティは実は茶室が原点だった」という
日本でVRが受け入れられやすい理由などが解説されていた。
茶室とは山奥の静けさを身近で体感できるように作れたということ。

一方で「初音ミク愛してます」とばかりに仮想アイドルとのデートを楽しむ
ことを目的に開発してしまうという人も登場して盛り上がりました。

これは凄い超リアル感の乗馬システム「hashilus」

私が興味を一番興味を持ったのは乗馬システムの「hashilus」です。
このシステムの素晴らしいところは「リアル感」です。

OculusRiftはテレビ画面が全方位にあるようなシステムです。
目の前(全方位)が大草原で馬に乗った風景が映し出されても
それだけではリアル感はありません。

それは人間の五感のたった一つを支配したに過ぎません。

そこで、
鞍には乗馬型マッサージ機を使うことで振動を起こすことでリアル感アップ。
正面からは扇風機で風を当ててリアル感をアップ。
そして、ゴール直前に水たまりに飛び込んだ時に、本当に水滴をかける。
という感じで「本当にその場にいる」という雰囲気を出しています。
OculusRiftというデバイス「以外」の部分にコダワルことによって
誕生したリアル感を持った仮想現実ですね。

この「hashilus」は現在ハウステンボスで稼働中ということです。
エンターテイメントとして実用レベルになっているということですね。

仮想現実は現実の世界に融合できるのか…

はたして、OculusRiftが牽引役となっている仮想世界は流行るのでしょうか。

ちょっと昔、3Dテレビが「これからは3Dの時代だ」と言われながら、全く売れず。
今となっては3Dを売りにしたテレビは全くというほどありません。

OculusRiftも3Dテレビと同じように結局は話題だけで盛り上がらないんじゃないか…。
という意見は当然あります。
土曜日に参加した開発者会も同じようなことが登場しました。
その中でとてもわかり易い表現がありましたので紹介します。

 

「面白い人が集まる分野は必ず延びる」

 

たしかにOculus社にはGoogleやAppleの有名開発者が集まってきています。
「これは面白い」と優秀な人材が自然と集まってきているわけです。

これは初期のGoogleの成長期と似ているとということです。
理念を中心として語ることによって「関わりたい」と思ってしまう。

Twitterも最初は絶対に流行らないと言われたし、
ニコニコ動画も最初は誰が見るんだという感じでした。

でも、今はがっちりとファンを掴み、一般の人も巻き込んでいます。
そうやって巻き込み、巻き込まれて、大きくなっていくのです。

この考え方、やり方は「起業」を意識している人は是非持って欲しいですね。
「面白そう」「関わりたい」というふうに思ってもらうこと。
初期段階ではこれが最も大切です。

私はまだ趣味としてOculusRiftを購入して遊んでいるだけです。
でもこのデバイスの魅力は計り知れないと思っています。
映画が大好きな私としては10分程度のミニストーリーを作ってみたい。

例えば、飛行機がハイジャックされる状況を「リアル」に感じることが
できたら面白いと思いませんか?

あるいは宇宙ステーションで火災が発生して緊急脱出しないといけない!
というようなストーリー。

本当にそんなことが起きたら、ゾッとしますけど仮想ならば楽しめそうです。
越えなければならない技術的ことがいっぱいありますけどね。

時間を見つけて実験したり、仲間を募ることができたらな―と思っています。

 

儲かるから起業するんじゃない、面白そうだから起業するんだ。

そんな気持ちでスタートしてもいいかもしれないですね。


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