引越し業者選びは悩ましい

1年前、ワンルームから現在の事務所に引っ越しをして、事務所兼住宅になった。その際の引越し業者は「一括見積もり」というところを使って、策を講じながら決定をした。

前回の引っ越しについての記事はこちら>>引越し業者を決めよう(トラップ付き)

今回も同様にしようと「電話禁止」とするつもりだったのが、うっかり書き忘れて申し込み。
すると翌日、一日中電話が鳴っていた。

その日は「浅草ボードゲームフリーマーケット」の日で売り子として手伝っていたので、とてもじゃないけど電話に出られる状況じゃなかった。

一番最初に電話をかけてきたのは「サカイ引っ越しセンター」午前7時50分。本当にふざけるなと思ったよ。早すぎるだろ。日曜日の朝の貴重な睡眠時間に叩き起こされた。電話番号はフリーダイヤル。そのフリーダイヤル番号をネットで検索するとどこの業者か判明する。引っ越し業者と判明した時点で出ない。もうこの時点で「サカイ引っ越しセンター除外」と心に決めた。

その後、「アーク引越センター」から電話がかかる。ここは本当にしつこかった。ストーカーのように1時間毎に継続して電話をかけてくる。0120フリーダイヤルで出ないとわかると03普通電話からかけてきて、さらに携帯電話番号からも掛けてくるという始末。どんだけ必死なんだよ。
こちらの都合を考えないやり方に辟易してた。

実は前回の引っ越しは「アーク引越センター」だったんだけど、今回はパス。営業担当の違いなんだろうけど、ひどすぎる。本音を言うと、特に問題がなければこの業者にしようと思っていて、複数見積ということで一括見積もりサイトを使った。それが「本性を現した」という感じで、印象がすごく悪くなった。

他にも数社から電話がかかってきたが多くは1回だけ。さて、フリーマーケットが終わり、家に戻ってゆっくりできるようになったのは深夜近く。もしかしたら翌日も電話攻勢になるかもしれない。その不安があったので先手を打つことにした。

まず、家具類の詳細な寸法を測って文章化、さらに動画を撮る。玄関から洗面所、キッチン、リビング、居室全てを詳細な説明付きで撮って、Youtubeにアップした。

引越し業者全社に情報と動画のリンクを貼付け、「電話しないでください」と記入。早朝5時にメールを送った。ふーー、これでゆっくり眠れるぜ…。

翌朝9時に電話がなる。「アーク引越センターです!」「メール見ましたか?「え、メールですか。まだ見ておりません」「見てください」「失礼しました」というやりとりが起きる。
あーぁ、アーク引越センター脱落確定ですな。

しかし、これだけ詳細なデータを送っても繰り返し「電話で伺います」「本日、訪問できます」というメールがやってくる。いや、あれだけ全部見せたらイランだろ。電話のほうが不確実じゃないか。訪問して何をチェックするんだよ。

概算見積さえ出さない業者が多くて話にならない。サカイ引越センターはこんなメールを送ってきた。

「見積前の概算と大幅に違う事例(クレーム)もトラック協会に数多く報告されております」

それは引越し業者の問題だろう。ライバルよりも安く提示しておいて、当日「これは別料金です」なんてことを現場でやっているんだろうから。確かに現場を見なければ起こり得ることだけど、動画で詳しく「見えてる」んだぜ。

他にも相変わらず「一度、お電話で」「一度、訪問して」というところはザクザク切っていった。そもそも詳細情報を送った時点で返事が来なくなるいい加減な業者も多くて、引っ越し業界のアナログぶりがとっても見えた。

大昔から引越し業者の営業方法は同じで、訪問をして見積もりを出して「これがギリギリです」と言いながら「この場で決めていただけたら、もっと値引きします」と迫ってくる。相手を追い込んで決断を迫る方法。旧態依然の営業方法に辟易する。もう、こういう30年前から変わらないやり方はウンザリだ。

一括見積もりサービスで申し込んでも結局一社一社と対応しなければならない。仮に訪問で見積もり30分で10社が来たとしたら5時間。それも、きっちりでも、連続でもなく、バラバラだろう。
時間と労力、そして詰め寄ってくるような営業に耐えないといけないと考えるとストレス以外の何者でもない。

ぶっちゃけ「電話で」「訪問で」というのは「営業しているのは自分ところだけ」という自己中視点的な考えから発生しているからだと思う。こちらは同時に10社を相手にしているのだということがわかっていないのだろう。

あ、わかっているのか。だから早朝電話してきたり、ストーカーのように電話してくるのか。まー、どっちにしてもストレスだ。

さて、なんだかんだ苦労はしたけど、最後まで私の要望を聞いてくれたところが10社中1社だけ存在した。もう文句なしにここです。値引きもしません。この業者の言い値でOK。全然名前を知らないところだったけど、全然OK。「午前便は高くなります」「はい、OK」
値段もちろん重要だけど、私が最重要視しているのは、お金ではないのです。お客の気持ちを考えてくれる業者です。

さて、引っ越し業者が決まり、日程が決まり、金額が決まった。あとは準備だけだ。
ふー、今回も業者決めるの大変だったな。


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