アジャイル開発がお気に入り(発注者サイド)

プログラム開発というのはいろいろ困難を乗り越えないと行けない…。
私も独学ながらPHPを勉強してWEBサービスを作ったり、公開したり、販売したりなどなどしてきた。
しかしながら「独学」という限界というものがある。

圧倒的な経験不足と知識不足、時間もかかるし相談相手もいないから効率悪い。
知らないことは永遠に知らないという状態になってしまうのだ。

というわけで「その道のプロ」にお願いしようということで「外注」を何度か試したことがあるんだけど…。
あんまりうまくいかなかった。(しょぼん)

まーー、良くある話ですけど「言われたとおりに作りました」という返事をメッチャ聞いた。
たしかに「こうしてください」という全ては出来上がっているんだけど、「当たり前」だと思って言わなかったこと、うっかり忘れてしまったことだってある。
極端な話、「メールアドレスとパスワードでログイン」を依頼したら「パスワードリマインダー」も含まれているだろいうと考えてしまうのだけど、そうとは限らない。「言われていません」と返答されると「確かにその通りなんだけど…」と黙るしかない。

一覧表の絞込機能はあるんだけど、キーワード検索機能が装備されていなかった。フィールドだけあって、動作しない状態。
「これ実装されていませんよ」と報告したところ「納品済みで検収されたはずです」という返事。
釈然としないけど、そこを丁寧に本当に謙ってお願いをして、なんとか実装しもらった。
こんなに頭を下げないといけないことなのか…と正直思った。

そういう経験からできるだけ仕様を細かく決めて、ちょっと動くモックのようなものも作って発注するようになった。
とこらが3ヶ月待って出来上がったものが、あまりにショボすぎたときには泣けてきた。(涙)

ときには「完成してないけど下請けさんにお金払いたいので支払ってもらえますか?」という要望があり、いろいろ事情があるのだろうと思って契約の後払い金を支払ったところ…「納品完了ということでよろしいですね」という連絡が来た時はビックリしたよ。

こんなこともあった。
「このプログラマーは最高の技術を持っています!」とメッチャ薦められたけど、超わがままで要望を全然聞いてくれなかった。「このWEBサービスはバイナリーにコンパイルしないと処理が追いつかない、絶対無理、バイナリーにする」と言い張って譲らなかったり…。あまりに開発が停滞するので「続きはこっちでやるからソース出してくれ」と依頼したら「そんな契約はない」と突っぱねられて、お金だけが垂れ流されていった。

恐らく…
私自身もプログラムを組んだりしているので「コダワリ」というものがあるから「そうじゃないだろう」と思う点がいっぱいあるし、
私自身もプログラムを組んだりしているので「大変だろうからできるだけ協力しよう」という思いがたくさんあった。

そういう部分がうまく噛み合わずに満足できない発注が続いていたんだろうなーと思う。

では、どうやって「満足のできる開発ができるか?」ということを突き詰めた結果「アジャイル開発」にたどり着いた。
短く説明するには少々誤解を生むかもしれないけれど、私なりに「アジャイル開発」の利点を説明するとしたら…

「正しい方向性で細かな完成を積み上げていきながら最終的に完成させる方法」

という表現になるのかなーと思ってみたり。
つまりは「途中経過が間違っていなければ、最終地点も間違わない」というやつです。

全体を俯瞰しつつも、小さく小さく分解して、積み上げるようにして作っていく。
その最小単位は「動くこと」「評価できること」という考え方も、とってもいい。

「内部的には正しいです」と言われても判断のしようがない。
「見た通り、正しい動作です」と言えなければならない。

まだまだアジャイル開発もスタートしたばかりで、模索中なところもあるんだけど、これまでの開発経験から考えても「もっとも順調」だと断言できる。

過去の一括発注とは比べたら、時間もお金も掛かる。正直なところ。少々痛い。
だけど、もっともっと肝心な「ほんとうに欲しいプログラムが完成する」ことが凄い。

なにしろ、これまで「開発したけど満足できなくてお蔵入り」がいっぱいあるんだから。
世の中に向けて「自信を持って公開」できることが、よっぽど重要なのだ。


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