次世代ワールドホビーフェアが、過酷すぎた…

2018年1月30日

正月に実家(愛媛県)に帰省したときに甥っ子から「次世代ワールドホビーフェアに行きたい!」という要望を聞いていた。甥っ子(小学5年生)は静岡に住んでいる。東京に済む「おいちゃん」こと私と行動をともにすれば安心だ。

小学生だけの新幹線

目的があれば子どもは抜群の行動力を示す。姪っ子(小学6年生)共に子供二人で新幹線に乗って東京にやってきた。やるなー。品川駅の乗り換え口で合流。順調な滑り出し。まずは渋谷でお買い物。「ここが有名な渋谷の交差点だ」「うわ、人がいっぱい!蟻みたい」なんことを話しながら。

寒波がやってきているのに半ズボンでやってくるナイスガイの甥っ子は「寒いー」を連呼するので渋谷のユニクロに飛び込む。が「キッズを扱っていません」ということで半ズボンのまま。とりあえず飯だ。焼肉店で思う存分に焼肉を食う。3人で10,000円を超える。^^

その後、我が家へ。練馬駅のユニクロで暖かいズボンを購入。これでもう寒くないぞ。翌日はホビーフェア。早く寝るぞ。といいながら、なんだかんだ遊んでて夜中になってしもた。楽しい時間はあっという間だね。

いざ、次世代ワールドホビーフェアへ

ホビーフェアは9時半スタートなんだけど、買いたいものは一つだけらしい。ベイブレードのグッズ。ということで、8時半ぐらいに出発。到着は10時。1時間半電車に揺られる。眠いのでみんな座席でウトウト。練馬駅からだと時間は掛かるものの乗り換え1回だから超便利。

海浜幕張駅に到着したら、ぞろぞろとフェアに向かう親子連れがいっぱい。フェアには行かずに「販売会場」に直行する。入り口が別々なのだ。そして一度入場して買い物すると、また最初から並ばないと行けないという鬼仕様。

「販売会場」への列の最後尾に並んだ時、恐るべきメッセージを目にする

「入場まで150分」

え?

「入場まで150分」

なんだと!!この日は寒波がやってきてチョー寒い。最終列が連絡通路だったこともあり、風が強い。音がするほどの冷たい風の中、待ち続ける。ちょっとずつ進むものの、まったく入場できる気配がしない。大人でもキツイので、子どもは相当きついだろう。「おいちゃんが風よけになるから」と2人をかばう。もう東京で遭難している気分だ。(幕張メッセは千葉県だけど)

徐々に列は進み、建物の横まで進む、建物自体が風よけになり同時に太陽の陽もあって寒さはしのげてきた。しかし、しかし、まだまだ列が長い、長すぎる。いつになったら入場できるのだ。既に2時間は過ぎた。折り返し地点が全く見えない。

離脱する親子も続々と登場。そりゃねー、キツイよ。トイレもあるし、お腹も空くし。しかし一方で慣れている親子もいて、キャンプで使う折りたたみ椅子を持参。おにぎり持参という用意周到。我々初参チームは為す術なし。

ようやく折り返し点を通過して、ゴールが見えてきた2時間30分経過。建物内には既に入場している人達(販売ではなくフェアの方)がシートを広げてくつろいでいる。また、コスプレしたオジサンがいたり、そのオジサンが小学生とベイブレードで戦っていたり、カードの交換していたり、なんだかカオスな世界がガラスの向こうで繰り広げられている。

もう少し進むと、スタッフが「4列にならんでくださーーいッ。入り口はせまくなってまーーすッ」と甲高い声で叫んでて微妙にイラッとする。現状8列ぐらい、多くの親子が「我先に」と考えて、油断すると追い抜きをかけてくる全体がピリピリしている状態。無理でしょ。周りからも失笑が聞こえてくる。

3時間経過。いよいよ入口に到着。確かに4列ぐらいの狭さだ。すると後ろからガンガン押してくる。甥っ子姪っ子も「うわーー、押される。なんで押してくるのー」と叫ぶ。押してくるのは大人たちだ。まったく大人げない、我が子可愛良い大人たちが必死こいて押してくるのだ。「みんな慌てん坊なんだよ」なんて言いながら、ようやくのこと入場する。

販売会場の暖房で幸せ、しかし…

さて、入場して建物内に入ると仕切りがあって通路で1列になる。途中のゲートで4つのブースの仕分けられる。ブースごとに同じ商品が陳列され、そしてレジがある。これらに順番に振り分けられるのだ。例えるならば、羊たちが毛を刈られるために並んでいる様と一緒だ。

俺達は家畜か?

そんなことが脳裏に浮かぶ。さて、ここでしか買えない商品があるようだ。ざっと見た感じ20商品ぐらい。既に完売したものもある。完売グッズはリアルタイムにネットで公開されているのでドキドキしながら待っていた。「よかったー、売り切れにはならなかった」と甥っ子は喜んでいた。しかし、このあと陳列された商品を見て、甥っ子が衝撃の一言を放つ。

「あれ?売ってない…商品チェック間違えた」

おいおい、3時間寒空の中で並んだのに、本命はないのかよ。トホホ。ま、一緒に並んだのだから本人が一番がっかりかもしれないけどね。まったく、しょーがねーなー。あれこれと買い物をして一方通行のゲートを通り、羊たち、じゃない子どもたちは販売会場を抜け出した。フェア会場に入って、それぞれに買い物できてよかったことを語り合った。

しばしフェア会場を散策。みんな楽しそうだね。しかし、ここで事件が発覚する…

「iPodTouchがない!」

姪っ子がレジで精算するときにiPodTouchと横において、そのままレジを通過してしまったようなのだ。しかし、一方通行でレジまで行けない、近づくことも出来ない。そこで忘れ物を管轄している「案内所」に出向く。

姪っ子が小太りのオジサンに忘れたものを伝える「届け出ありませんねー」。トボトボ戻ってきた姪っ子に私が「レジに忘れたことを伝えたかい?」と聞くと言っていないのというので再チャレンジ。女性スタッフが対応。すると横にいた小太りのオジサンが「それ無いから、調べたから」と口を出す。そこで「レジで忘れたんですよ?もし、それで無くなったのなら盗難ということですよ?」と突っ込む。

で、レジの統括担当に無線に連絡。暫し待つと「全てのレジを確認しましたが、そのようなものはないとことです」ということで梨のつぶて。後日見つかるかもしれないから、電話してくれという。可能性を失い、姪っ子は号泣。そりゃ、そだよね。

ぐぬぬぬ。一旦退却。あ、もしかしたらWifiで繋がるかも、ということで姪っ子が持っていたモバイルWifiの電源を入れてレジ周辺をウロウロ。しかし、iPodTouch側がネットにアクセスしようとしていないから、綱がらない。この作戦は無理か…。

「レジに置いた」という事実からどうしても諦めきれず、もう一度案内所へ。再び調べてもらう、でも同じ回答「ありません」。そこに一人のスタッフが「一緒にレジで確認してみましょうか」と助け舟を出してくれた。スタッフとともにレジまで向かう、スタッフと姪っ子だけで一方通行を逆走してレジまでいく。

しばらくして、姪っ子が大泣きしながら戻ってきた、手に iPodTouch を持って。

スタッフの話だと、レジ担当の人がすぐに忘れ物に気がついて報告。iPodTouchを販売所のスタッフルームに保管、ところが統括担当も把握しておらず、案内所にも報告されていなかったので「無い」ということだったらしい。兎にも角にも戻ってきた。良かったーー。このスタッフが対応してくれなかったら、諦めるかしかなかったであろう。

振り返って、このスタッフ以外は、事務的に「無いです」で終わらせてしまうのはどうかと思った。子どもたちに対して大人がこういう対応だと、もう反論も、ツッコミもできない。これだけ大規模なイベントで子供中心なので、忘れ物、落とし物も相当数だろう。大変だろうけど、もう少し子どもを相手にしているのだということを意識して欲しいところ。羊じゃないんだから。

いろいろあったものの、なんとか無事にフェアを終えた。子どもたちは満足そうなので良かった良かった。iPodTouch紛失事件で時間を取られて昼食を取る時間がなかった。そのため、駅のおにぎり屋さんでおにぎり購入、ホームのベンチで食べた。大きめのおにぎりはとても美味しくて、ごちそうだった。

子どもたちのチャレンジは続く

ホビーフェアを後にして、姪っ子のリクエストで「原宿」に繰り出す。同じタイミングで我が子(中学生)と合流をして、散策。ワタアメ食べたり、グッズ買ったり、などなど。

夜はスーパーでお惣菜を買い込んでプチパーティー。自分たちで選んで買い物するのって楽しいよね。そして、リビングでみんなでゴロ寝。ここはひとつ「寝袋」と言うかたちで楽しんでもらおう。ぶっちゃけ布団3組ようにするより高くなったが、コンパクトだし、なにより面白い。

またみんなでワイワイしよう。日々成長していくさまは実にたくましい。