ゲームバランス最悪

以前、「マリオカートのゲームバランスのすごさ」について触れたけど、今回はその逆のゲームに出会ったので紹介する。

それは同じWiiの「ドラえもん Wii ひみつ道具王決定戦」
http://www.amazon.co.jp/dp/B000W7RRJI

子供に大人気のドラえもんのゲームだから、子供はほしがる。
で、買い与えると…
子供の泣き顔をたくさん見ることができます。

ようするに双六ゲーム。
4人まで遊べるけど、人数が足りないときはWiiが人間の代わりをする。

マリオカートの時、「気がつかないようにハンデをつける」ことに驚嘆したのだが、ドラえもんには画期的なハンデ機能がある。

ゲームスタート時に各キャラクターに「強い・普通・弱い」という設定ができるようになっている。サイコロの出目の確率調整だ。
思いっきり「気づかせる」システムにイキなり驚いた。

ゲームをスタートすると、このゲームは「奪い合い」であると気がつく。
止まったマスでいろんなドラえもんの秘密道具が手に入る。
これが自分のサイコロを自由に調整できるものもある。

だが、その大半は「相手からポイントを奪う」「相手から道具を奪う」という恨みを買うようなものばかりだ。

マリオカートの場合は、アイテムを投げても、誰から誰に投げられたかはわからない。

ドラえもんは、誰が誰から奪うか如実に判るハッキリシステム。
そして道具は「遅れているものが有利」という配慮もなく、みんな平等。

マリオカートで言うところのロケットのような一発逆転アイテムはないので、差が開けばもはや追いつくことができない。

しかも、ゲームスタート時にゲーム機操作のキャラを「弱い」に設定しているにも関わらず、めちゃくちゃ強い。
人間がようやく1周する頃、ゲーム機キャラは2周とかしている。

恐らく道具を使う判断処理が難しいので出目で有利にしているのだと思う。
やればやるほど、どんどん差が開く。
おかげで子供は「絶対負ける」と泣き顔だ。

しかし、この双六ゲームにはミニゲームで遊ぶことができる。
殺伐としたポイントの取り合い、足の引っ張り合いのなかで、一息…。
つけるかと思ったら、このミニゲームは最悪ゲームの集まりなのだ。

ミニゲームが始まると説明文が表示されるのだが、細かい文字で5ページにもおよぶ遊び方を読まなければならない。
ゲーム自体もやたらタイミングが難しかったり、操作が難しかったりする。

普通ミニゲームとは「単純だけど面白い」ものなのだが、この場合、
「複雑なのにつまらない」というとんでもない状態なのだ。

ここでもゲーム機操作キャラの圧勝で、差が開いていく。

Wiiとは結構しっかりしたゲームが多いと思ったのだが、
ここまで子供の心をくじけさせるゲームはすごいかもしれない。
きっと心の強い子供に育つ…わけねー。

ということで「つまらないから遊ばない」宣言をパパはした。