例えは例えに過ぎないのだよ…
質問がきたりすると、わかりやすいように「例え」をよく使う。
ストレートに話してもわかりにくいからだ。
相手が知っている知識を使って説明するということで
「あ、なるほど。そういうことか」と伝わる。
例えは実は難しい。
なぜなら、本質をしっかりと捉えていないと逆に混乱するからだ。
本質同士がマッチしていないとピンとこなくなる。
この本質を捉えるというのは訓練がいる。
そして、同じ本質を持つものを探す能力も当然必要。
こうして例えを使って説明するのだけど、
たまーーに、例えを例えのまま受け取る人がいる。
例として「パソコン」を例えてみよう。
パソコンが出始めによく僕が例えていたので。
モニターは、テレビ
OSは、ビデオデッキ
アプリは、ビデオテープ
キーボードは、リモコン
こう考えると、パソコンというものを知らなくても、
テレビとビデオを知っていれば、だいたいは伝わる。
だが、例えを例えのまま取られる人がいると…。
「えーと、ビデオテープは録画もできるんですか?」
いや、それは例えだから…。
今日もそんなメールが届く。
うーん、こういう場合、どう答えるべきか悩む。
また例えを加えても、また例えをそのまま受け取る。
困ったものだ。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません