リアルタイム vs ビデオ

この間テレビを見ていたら「震災で津波に飲み込まれたけど助かった女性」が紹介されていた。
車で逃げようとして乗り込んだところに津波がやってきて、そのまま車ごと流されていく。
その後、ビルの屋上に非難できて無事に救出された。

http://www.youtube.com/watch?v=il8M1rdeL7A

ツイートやその後の書き込みなどを見ていて「あれ?」と思った。

「あの人、生きていたのか良かった」という書き込みがいっぱい。

あれれ?

どうして不思議に思ったかというと「その映像を見ていない」から。
地震発生直後、ヘリからの生中継で津波の状況が放送された。
人が飲まれていく光景もかなり放送されたはずだ。
今回紹介した映像も恐らく当日は繰り返して流されていただろう。

だけど、その頃僕は広域停電の真っ只中で何もわからなかった。

報道はその影響力から「死の瞬間」を見せたり想像させたりしないように配慮されている。
※その人の尊厳を守るという意味合いもある。

翌日に僕が見たテレビの映像は「モノが流れる」光景だけだった。

加工されたものを見るのと、未加工を同じ時間で見るのは違う。
特に同じ時間を共有するという点がまったく違う。
これはUstreamを自分でやっていた感じたことなのだけど、
共有する感覚が全く違うのだ。

リアルタイム vs ビデオ。
共有感は絶対的にリアルタイムのほうが強い。
ビデオも情報補填できる良い点もある。

そんなことをふと思った。