Oculus Go は最高に興奮するデバイスだ

2018年6月3日

VRは未来だ。ぼんやり感じるよね。それをOculusGoは「おぉ、これが未来かぁ」と一歩近づけてくれるナイスなデバイスだった。

これまでにも OculusDK2 , PSVRと2つのデバイスを持っていたが、それとはまた違う感想を持つことができた。とっても気軽で、とっても使いやすくて、とってもオトクなのがいい。

  • Oculus DK2 6万円(当時)+ Windowsパソコン
  • PSVR 4万5千円(現在 3万5千円)+ PS4
  • Oculus Go 3万円(64GB)

解像度が高いとは、こんなに違うものなのか!

VRデバイスというのはぶっちゃけ、小型モニターを眼の前に固定するという方式で実現している。ということはモニターの解像度が見える映像のリアルさに直結してくる。過去にAppleからRetinaディスプレイが発表されたとき「ギザギザが見えない」というのに衝撃を受けたけど、それに近いものがある。

最も売れているVRデバイスであろうPSVRと比較してみると…
PSVR 1920×1080 で、OculusGo 2560×1440
ということで画素数にして約1.8倍もあるということが判る。

2つのデバイスをはじめ使ったときの感想は…
PSVRの場合「あぁ、こういうものか」という印象だったのだが、OculusGoでは「おぉ、これはすごい!」だった。それほど最初のインパクトが違ったのだ。

ケーブルが無いというのは、こんなに自由だったとは!

OculusDK2にしても、PSVRにしても、必須だったのはVR本体まで伸びているケーブル。電源の供給と映像データが送信されているのだが、とにかく、とにかく…

ケーブルが邪魔だ(怒)!

VRは自由ではないのか!?なんだ、このケーブル。いや、そりゃ必要なのは判るけど、こいつのおかげでグルグル周ってみたくてもできない。右回りに後ろに振り返ったら、左回りで戻らないといけない。決して、グルグルと3回転なんてできないのだ。(PS本体が部屋中を転げ回ることになるだろう)

Oculus Goはスタンドアローンなので、それ単体で完結している。ケーブルはいらない。さらにスピーカーも内蔵されているのでヘッドフォンもいらない。Wifiでネットに繋がるので、他に本体もいらない。(スマホが有ると便利だけど)

考えてみてほしい…昔々テレビのリモコンはケーブルがあった。昔々パソコンは電源ケーブルが必須だった。昔々電話はケーブルで繋がれていた。ケーブルが無くなったことでどれほど快適になったかは、どの世代だろうと知っているはずだ。(さすがにテレビのケーブルリモコンは知らないが)

OculusGoはそれほど気軽なので、思いついたときにリビングでも寝室でも、友達の自宅でも、なんならカフェでも、電車の中でも利用することができる。実際にやってみた人もいる。(笑)

長時間つけてても、快適だ!

OculusDK2、PSVRも長時間装着するのがとてもつらい。たぶん理由は2つあって「解像度が乏しい」「重い」だろう。解像度が乏しいと脳が「違和感」を感じてしまい、その補正に知らず知らずにエネルギーを使っているのだと思う(医学的なことは知らんけど)。さらにディスプレイ、レンズ、電子部品が一箇所に集まっているのでどうしても重い。

OculusGoもディスプレイとレンズ、さらにはスタンドアローン故に「バッテリー」「内蔵スピーカー」というハンデを背負っているのだが、なぜか快適なのだ。不思議?

まずは最初の解像度が高いおかげで違和感が少ない。首を動かしたときの映像の追随が早いので「違和感がない」というのがとても大きい。

そして本体がものすごい簡素な作り。本体を頭に固定するベルトは「マジックテープ」というザックリ感。なんというか「これでいいんじゃね?」という割り切りで作られているので、その部分で軽くなっているのだと思われる。

さらにつらくなる理由をもう1つを加えたい。それは「ケーブルがあること」。これも大きいと思う。実際ケーブルがあると、顔や体に触れた不快感があるし、利用時に「ケーブルに気をつけないと…」という頭の片隅にある微妙な緊張感がある。それが一切ないのだから、快適なのだ。

もはや映画館にいるようだ…(リビングだけど)

OculusGoとNetflixの相性が最高すぎてやばい。Netflixのアプリがあるんだけど、これが実に快適。広い部屋の大きなリビング、照明を落とした落ち着いた雰囲気で映画やドラマを鑑賞することができる。

もちろん、リアルにテレビ(50インチ)はあるし、AppleTVを経由してNetflixを鑑賞することができて、ほぼ毎日何かしらの映画やドラマを見たりしている。が、それでもOculusGoで観てしまう。それぐらい「没入感」があるからだ。

2時間つけてても快適。問題はバッテリーの方。連続で約3時間ぐらいしか持たない印象。それでも長時間の映画を見るのには十分だけどね。

360度カメラとは最高のカップル

最近はいろいろな360度カメラが販売されていて、価格も安くなってきた。360度カメラのいいところ「見ていないところも写っている」「その場にいるような臨場感」があるところだ。

私はTheta Vを愛用しているが、これを使ってハワイ旅行やアラスカ旅行で写真を撮りまくっていた。これをOculusGoで観てみると…。そこはもうハワイ!、そこはもうアラスカ!。実際は練馬区になんだけどね!

Oculus Go はVR入門としては最強

「は?Oculus Goって3軸じゃん。VRは6軸じゃないと」

VRに詳しい人だと「3軸」「6軸」という言葉を知っていると思う。すげーザックリに説明すると3軸は頭の動きだけ認識できる。6軸は空間の移動も認識できる。そりゃ6軸で動きすべてをVRできたら、リアリティーあるよね。

だけど実際のところVRデバイスつけたまま動くと危ない。本当に危ない。周りが見えてない状態だからね。試しに目を閉じて部屋中を歩いてごらん。あぶねー。

なので安全のため、椅子に座って使うことが多い。多くのアプリはそうなっている。立って使う場合も「立ったり座ったりはOK。だけど歩くな」という注意がされる。

だったら、3軸でいいじゃん(ほとんどの場合)。

先程Netflix最高!3Dカメラとの相性最高!って言ったけど、まさにこの2つはOculus Go(3軸)にぴったりで、むしろセンサーが増えた高価なデバイスはオーバースペックになってしまうのだ。

OculusDK2とPSVRで6軸の面白さは十分に理解しているけど、使用頻度から考えるとまだまだ必要とは感じない。それによって価格が跳ね上がるであれば、Oculus Goの割り切りは正解だと言える。

要するにまとめると「いまは Oculus Go で十分だ」ということだ。それにVRにはそれほど興味がないという人でもNetfliexで映画に没入して楽しみたいという人は絶対に買い出し、360度カメラを持っているという人も絶対買うべきと猛プッシュできる。

いろいろガジェット系は好きで買っているけど、これほど興奮するデバイスは久しぶりだ。さらに興奮したい人はDMM.comにログインだ。(笑)

使って気がついた問題点

映画の没入感がすごいので「そういえば、あの映画は感動したなー。ちょっとだけ見よう」と思って再生を始めると結局全部て観てしまったりする。ま、それは普段でもあることだけど。VRデバイスならではの問題点がある。それは…

涙拭えない問題

えー、まー、年齢を重ねると涙もろくなるというんですかねー。感動しちゃう映画とか観ちゃうとすぐに泣いちゃうわけです。「うぉおぉぉぉぉ」と滝のように流れる涙は、すべてパッドに吸収されちゃいます。密着しているからね。

ここに、たぶんショッパイ成分が吸収されているはずだ。

それと一人専用です。友達同士でワイワイと楽しもうと思っても、その画面を共有することはできない。PSVRだとテレビで「見ていることろを見る」ことができたりするので一緒に楽しむことができるだけどね。

あとはバッテリーが3時間(経験値)ぐらいなのがちょっと心配かな。2時間ぐらいすると、すごくいいシーンでもお構いなしに「バッテリーが不足しています」と現実に引き戻されるメッセージが浮かび出てくるからね。

ということで、とってもいいデバイスなので試してみましょう。というか、すぐ買え!