Qrio Lock 玄関の鍵はもういらない

2018年9月22日

「鍵って邪魔だよね」って常々思っている。鍵というやつは玄関でしか使えない。家の中でも、外出先でも何の役にも立たない。玄関以外、もはや邪魔でしか無い。それでいて紛失すると不正入室される可能性と「入れません」というリスクを負う。

鍵穴に鍵を差し込むという作業も嫌いだ。今どき「アレクサ、音楽を流して」と音声で指示するだけでいいのに鍵を開ける(閉める)のは500年近く変わっていない。

だが、こういう不満を解消してくれる ”使える” デバイスが登場してくれた。

Qrio Lock(2018年型)

このデバイスを玄関の鍵に取り付けることで、まさに先程書いたような不満を解消してくれる。

  • 常に鍵を持ち歩く → いつも持っているスマホで対応
  • 鍵穴に差し込む手間 → スマホが近づくだけで解錠 & 自動ロック
  • 締め忘れの不安(その1) → 扉が閉まったら、自動的にロックされる
  • 締め忘れの不安(その2) → Qrio Hub で開閉が通知&操作ができる

スマホは常に持ち歩くものと言っていいと思う。それが鍵になる。しかも近づくだけで開いてくれるし、開閉状態もわかるようになっている。素晴らしい!

旧型は…問題点だらけだった

初代 Qrio Lock は3年前に発売された。当時も「鍵が不要」で話題になったし、私も当然のように「ついに来たか!」とワクワクしたものだが…。あまりの解錠率の悪さ、動作の遅さで評判が悪かった。なので私もスルーした。

旧型のアマゾンのレビュー

が、2018年7月に発売された新型(Q-SL2)になって問題点が解消。素晴らしく使えるレベルになってきた。3年待たされた甲斐があったというもの…。

ということでQrio Lock の良いところ(一部悪いところ)を紹介しちゃおう。

ハンズフリー解錠

Qrio Lock と スマホは Bluetooth で通信をしていて接続されると「解錠」するようになっている。
カバンやポケットに入れっぱなしだと反応しないことがあるので、スマホを手に持っている状態が現実的。Bluetoothの電波は弱いのでしょうがない。

それでも鍵穴に鍵を差し込むという手間がないぶん楽。例えば、駅の改札口で「きっぷを改札口に入れる」のと「ICカードをかざす」のでは面倒臭さが全く違う。あの感覚だと思ってほしい。

しかし、自動解錠となると宅内にいるときに作動して間違って解錠しまう可能性が…。
その心配はない。この機能は自宅から一定距離離れないと有効にならない。初期設定時にGPSで自宅の位置を登録。概ね50m(?)ぐらい離れないと有効にならないようになっている。

外出して一定距離離れると「ハンズフリー解除が有効になりました」とスマホに通知される。なので宅内にいるときは勝手に開くことはない。逆にゴミ出しのような近所に外出する場合は有効にならないのでスマホのQrioアプリから「解錠」しないといけない。

スマホなしでもOKだし、ゲストキーを作ることができる

小さな子供でスマホを持っていない場合もQrio Key を持つことで代用できる。今までどおり鍵を持っているようなものだけど、ボタンで開くので利便性は一緒。

ゲストキーというのも便利で、一時的に有効な鍵として登録することができる。Airbnbでの一時的な使い方が考えられるけど、友達が先に自宅につくので鍵渡しておくなんてこともできる。
※Qrio Hubがあれば遠隔操作で鍵を解錠できるけどね。

ゲストキーの使い方は、有効期限を指定して、メールで招待を送る。ゲストはメールのリンクをクリックしてQrioアプリに認識させるだけ。有効期限内であってもいつでも登録は解除することができる。

一時的に開きっぱなしにしておきたい

友達が来るのがわかっている。あるいはしばらく頻繁に出入りしないといけない。そういうときは一時的に解錠しっぱなしにできる。地味だけと便利な機能。

外出中でも状態をチェック、遠隔で開閉も可能

Qrico Hub(別売り)を導入すると外出先でもQrioの開閉状態が通知される。なので「あれ?締めたっけ?」という不安から解消される。締め忘れたときはロックできるし、解錠が必要な時でも遠隔で操作できる。

ただ、開閉のたびにガンガン通知されるのでちょっと面倒。家族全員のスマホを鍵として登録できる。そうすると全員に開閉のたびに通知されるので、少々うざい。このあたりもう少し改善してほしいところ。通知する人を限定するとか。(きっとアップデートされるだろう)

電池が切れたら…もう開けない(そこは鍵の出番)

自動で動いている以上、電池は必須。カメラ用としてよく使われる電池CR-123Aが2本ついている。さらに2本追加することができるので最大4本で動作可能。公式では「電池4本で約360日持つ」ということなので十分でしょう。

スマホアプリでも電池残量が常時確認できて、電池が不足してくると警告してれるようになっている。

それでも電池がなくなってしまった!という場合は通常のどおり鍵を鍵穴に差し込んで開くことができるので、鍵は普段遣いのカバンの奥底にしまっておいて、いざというときに利用するという方法が良いかもしれない。

設置も簡単だった

Qrio Lock の内容物はこんな感じ。下段中央が本体。上段にはドアと鍵の状態に合わせるためのアタッチメントがいくつか付いている。

回転するところは合わせる必要があるんだけど、Qrioの回転する部分が多少上下するようになっているので、ガチガチに合わせて無くても大丈夫(もちろん限度は有るけど)。

あ、この上下する部分。仮止めテープ貼っているので外すのを忘れないように。
マニュアルにも書いてないので一瞬迷うけど「回る部分のテープは外す」が正しい。

電池を入れるのでそこそこの重量がある。なので両面テープ(同梱)の接着はきちんと。ドアの汚れをとってからしっかりと押し付けることを忘れずに。

スマホとの同期もQrioアプリでサクッとつながる。もしうまくいかないときは、アプリを再起動してみるといい。

Qrio Hub(別売)があると遠隔操作と通知が可能

コンセントに接続して、Qrio Lock と Wi-fi との接続をしてくれる機器。Hubを通してWi-fiに接続するので、外出先でも遠隔操作ができる。実のところ家の中にいても Bluettooth は弱いので玄関から少し離れただけで Qrio Lock の状態はわからなくなるし、解錠やロックはできなくなる。

なので、これがあると安心。

ちょっと煩わしいのが、開閉されるたびに通知が届く。
家族の誰かが開閉するたびに届くので「うっせー」と思うことがある。そして自分が開閉しても家族全員に名前入りで通知される。なんだか監視されている(している)ようで気分的に微妙。

接続はちょっと苦労した。本体の上部にあるスイッチを押すだけなんだけど、なかなか認識してくれなくて…接続途中にフリーズしたみたいになる。スマホ側のアプリを再起動したらうまくいったので、問題があれば再起動推奨。

Hubは Qrio Lock と Bluetooth 接続できる範囲に設置する必要がある。かつWi-fiと接続できるところ。なので玄関近くに設置できるコンセントがないと使えない。1口を常時塞ぐのでその点も気をつけて。

快適な鍵無しライフ

ということで、ずーーーと「鍵いらないなー」という思いが実現してワクワクしている。本当に便利。鍵を取り出し、鍵穴に差し込み、回して、鍵をしまう、これがなくなるだけで、こんなに快適とは!!!体験してほしい。

しかしながら…実はもう一つ問題が…。マンション入り口のオートロックの鍵…。
これは手放すことができないので困る。なんとかならんかのー。