Amazonデータ連携 勘所
マネーフォワードやfreeeなどの会計ソフトでアマゾンのデータを読むことができます。しかし、その読み込まれたデータは「謎」がいっぱいで意味不明なデータであることがあります。
私自身の備忘録として、癖のあるアマゾンの購入データについてまとめておきます(現在、マネーフォワードを使っているのでこちらメイン。たぶんfreeeも同じだと思います)
Amazonデータ連携
マネーフォワード(データ連携 → 登録済み一覧)



取り込まれるデータ/取り込まれないデータ
取り込まれるデータ
- 購入した商品の金額
- 配送料
- 割引金額(キャンペーンなど)※送信されない時もある
- ギフト券での購入金額
取り込まれないデータ(注文履歴で確認)
- デジタル商品
- Kindle商品
- Primeビデオ
- プライム・フォト
- AmazonDrive
- デジタルミュージック
- アプリケーション
- AmazonPay連携 → 注文履歴タブ横のAmazonPayで確認
- 返品商品の返金金額
- 割引金額(キャンペーンなど)※送信される時もある
- Amazonポイントでの購入金額
- ギフトラッピングの金額
データ連携の金額とクレジットカード請求額との違いがあるとき「ポイントで購入」を疑う。
ポイントは請求金額に影響あるにも関わらず、データが送信されない。
データ連携の日付
日付は「発送日」で送信される
同日に注文した商品であっても、発送日が異なる場合はそれぞれの商品の出荷日で送信される
クレジットカードの明細とアマゾン商品
- アマゾン シーオージェイピー → 商品 または Primeビデオ
- アマゾン JP マーケットプレイス → 商品
- アマゾン サービシーズナショナル → Kindle または AmazonPhoto
- AmazonPay提携サイト → 出前館など他のサービス
データ連携日付とクレジット決済日が異なる
クレジットカード決済日が発送日の前日という場合が結構ある
おそらく、Amazonが深夜に出荷処理するときにクレジットカード決済を先に行い、日付を超えて(AM1:00頃)から発送ステータスに変更するためにズレると思われる
商品金額が異なる
商品金額の方に「配送料」「割引」などの「消費税」が含まれる
そのため、個別には一致しない
注文の詳細
商品:11,000円 税込
配送:550円 税込
割引:-1,100円 税込
合計:10,900円
データ連携
商品:11,400円 税込→
配送:500円 税別
割引:-1,000円 税別
合計:10,900円
商品税込の明細
商品本体:10,000円
商品消費税:1,000円
配送消費税:500円
割引消費税:-100円
商品合計:11,400円
これは消費税を個別に計算すると「端数切捨て」のため、消費税合計が1~2円の(Amazonにとって)損失となるためと考えられる。
まずは個々に税別で計算をして、消費税は別途計算。最後に消費税を商品本体(税別)にプラスしている、と考えると分かりやすいかも(やっぱり分かりづらい…)
厄介なのは「割引」はデータが送信されないことがあるので、借方貸方の合計金額が合わなくなってしまうこと。上記の消費税の取り扱いが特殊なので、原因を突き止めるのに時間が掛かる
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