時間を記録して、時間を節約する

とあるチャットで「時間管理にaTimeLoggerを使ってる」という書き込みを見た。おぉ、これは良いね。簡単に言えば「何をどのくらいの時間やったか」を記録するアプリ。予定ではなく、今現在何をやっているのかを記録するアプリ。

昔々、20代の頃に「ノートに15分刻みで行動を記録する」というのをやったことがある。2ヶ月ぐらい。ひたすら毎日細かくつけていた。それは自分が無駄に過ぎているように感じてて、不安になったのが理由。もしかしたら、「時間の効率化」の本か記事を読んだのがキッカケかもしれない。

「時間がないなー」とつぶやいていたので、「本当に時間がないのか?」を検証しようとしたような気がする(たぶん記憶とし正しいと思う)。そこで小さなA6ノートを買ってきて、ひたすら書いていた。その頃、iPhoneなんてないし、スマホがない時代だから、小型ノートこそが万能グッズだった。

見開きで2ページを1日分として、15分刻みで線を引く。寝ている時間は省略するから、7時から0時ぐらい18時間分を記録する。記録は単語だった。「通勤」「テレビ」「読書」「食事」「お風呂」みたいな感じ。実際のところ5分で済むこともあるので、そういうときは2つ書いたり。でもざっくりな書き方にしてたな。嫌にならないにようにするために。

そういう記録を2ヶ月してから見返してみるとびっくりした。一番無駄な時間は「テレビ」だった。「俺全然テレビ見てないよ」というぐらいテレビから離れていた(と自分では思っていた)。ところがノートを見て集計してみると一日平均2時間、テレビを見ていることがわかった。これは本当に驚きだった。

客観的に見ないとわからないことがあるものだ。思い込みは本当に怖い。数値にしてやっと分かることがある。他人に指摘されないても納得できないことも、こうやって自分で記録を取るだけで気づくことができる。

当然ながら、その日から本当に一切のテレビを見なくなった。これだけでも毎日2時間を作り出したことになる。この経験から、定期的に時間を記録するようになった。

時は過ぎて、10年ほど前。ノートでやっていた時間管理をアプリでやろうと開発に着手。そのころ外注することに意識してので、自分で作らずにスキルシェアサービスで作ってもらうことにした。既存アプリでは操作が煩雑で満足できなかったからだ。確か30万円ぐらいかな。

何度か修正をしてもらいながら、実用レベルになってきた。これ、みんなに使ってもらおうと、とあるチャットに投げてみたけど、反応はゼロでちょっとショックだったな。自分が良いと思ったものが受け入れられるとは限らない。結局、自分が興味のあることにしか振り向かないからね。もっとマーケティングの知識を動員して「時間管理がいかに必要か」を訴えられていたら、反応は少なからずあったかもしれない。

自分で設計して作ったアプリだけど、程なくして使わなくなってしまった。毎日毎日使うようなものじゃなくて「時間を無駄にしているなー」と感じたら使うぐらいが良いのかもしれないね。

さて、時は流れて現在、最初に紹介したアプリ「aTimeLogger」をインストール。画面をタップするだけ、その時間がスタートする。そして記録中のものは停止される。この切り替わってくれるのが嬉しい。とても快適に操作ができる。若干UIがこなれていない、という感じはするけど十分使えるでしょう。

新しい商品づくりに奔走しながらも「どうも、時間を効率よく使っていないな」という感じがあったので使うことにしてみたのだ。全部丸裸にしてやる!。昨晩から使い始めたけど、時間管理していると「無駄な時間」にすぐに「こりゃいかん」と思うようになる。実際、夜になって読書を始めた。いつもはYouTubeみて終わっていたのに…。

貴重な時間、大切に使うぞ