ペーパーハウス完走、スカーフェイス

2021年12月15日(水)

海外ドラマ「ペーパーハウス」

Netflixで公開されていたスペインのクライム・ドラマ「ペーパーハウス」。シーズン5でファイナル。4年間に及ぶストーリーが完結を迎えた。面白かったなー。シーズン1の第1話からグイグイと興味を駆り立てられる内容で連続で見てしまうこともしばしば。できるだけ、ゆっくり楽しもうと1日1話を基本としてみていた。

シーズン5は、大切な仲間の死があったり、絶体絶命になったり、まさかの展開がてんこ盛り。どちらかというとアクションが、もはや戦争映画と言えるレベルで「オイオイ」という側面はあったけど。

もともとシーズン3あたりでスペイン国内での視聴率が低迷したらしいのだけど、海外での爆発的なヒットからNetflixが続きを作るための資金を出してくれて、無事に完結まで持ってこれたそうだ。資金が増えた分、迫力がさらに増したって感じだね。

終わり方も「おぉ」という思わず唸ってしまう展開。「どちらも勝つか、どちらも負けるか」というセリフは象徴的だったな。もちろん、ツッコミどころを言い出したら切りがない。「細かいとは良いんだよ!」という勢いがこのドラマにはあった。

あと制作秘話もNetflixで公開されていたんだけど、スタッフたちが「世界のファンの期待を裏切らない」という強い信念から生み出されたのがわかるし、俳優たちが本当に仲良くて、まるで家族のようだった。撮影が終わることを誰もが惜しんでいるほど、思い入れがたくさんあるドラマだったんだね。

こういう素晴らしいドラマが気楽に見られるようになったのは本当に嬉しいことだ。以前はDVDレンタルで新規は貸し出し中ばかりで続きが見られないこともあった。その前はビデオテープで、その前はテレビ放送されるのを期待してまつしか無かったからね。

スカーフェイス

scarface。顔の傷、というタイトル。1983年アル・パチーノ主演のクライムムービー。以前からタイトルは知っていて、面白いと聞いていた。ようやく見ることができた。

成り上がり映画で、難民としてキューバから渡ってきた男が、麻薬王として伸し上がり、そして破滅していく話。チンピラ時代からギラギラしていたけど、しょぼい仕事から徐々に大きな仕事に手を出していくのは爽快。

なんとなく見ながら「そうだよなー。地味にやっていたら、変われないよなー」という感想を持ってしまう。そのためにはギラギラが必要。結局、声の大きいやつの意見が通りやすかったりする。それは強引なのかもしれないけど、「そういう意見もある」という考える切っ掛けを与えることになる。それが相手の利になれば、乗ってくれる。

どのような伸し上がっていく映画も、上に立つ者の期待を超える働きをする。これが重要だよね。ただ、破滅に向かうのは「独立したあと」。追い越す相手がいなくなり、追われる側になると精神のバランスを崩していく。不安定なため正常な思考や決断ができず、思いつきの行動ばかりで負の連鎖が起きていく。

あぁ、なんて現実と同じなんだろう。スケールが大きか小さかだけで、誰もが直面していることだな。そんなことを映画を見ながら思ってた。