「お空の星をかじってみたい」

2017年10月28日

4歳と我が子の保育園に迎えに行った。夕方の5時30分。
この時期はすっかり暗くなっていて、空には星がチラチラと見える。

てくてくと歩いていると

「僕、空を飛びたいんだ」と言いだした。

「空を飛んで、お星様の匂いをかいで、かじってみたいんだ」

なかなかファンタジーな話にちょっとワクワク。
だが、本人は真剣でどうやったら実現できるか考えているようだ。

「アンパンマンのマントを貸して欲しいんだ」
「でも、
アンパンマンがどこに住んでいるのかわからないんだ」

ちょっと話に乗ってみる。
「飛行機とかロケットだったらいけるかも」

「ううん、自分で飛んでいきたいんだ」
とぼとぼと下を向いたまま歩いている。

もう少し話に乗ってみる。
「じゃ、スーパージャンプして届くかやってみようか?」

「うん、やってみよう!」

急に元気になった。子供を両脇を抱えて、かけ声と同時に「高い高い」をする。

二人で「スーパージャーーーーンプ」

「うーん、まだ駄目だ。あの木の上からジャンプすれば届くかな…」

「鳥さんみたいに飛んでみたら?」

両手をパタパタやってみる。
「高いところからじゃないと駄目だよ。手も小さいし…」
「アンパンマンにマント貸して欲しいな」

諦めて、またトボトボと歩き始めた。ちょっと可哀想になってきたので話題を変える。

最近のお気に入りはピングー。「ピングー見ようか?」

「うん、見よう。ミョーッミョー(ピングーの真似)」

パッと明るくなって駆けだした。

子供の夢って楽しい。一生懸命考えている姿が愛おしい。