破産した「ゲートウェイ21」の報道にちょいと疑問に思った

2017年10月28日

海外留学の夢実現のために頼った先が倒産。その会社の名前は「ゲートウェイ21」
振り込んだ渡航費用が戻ってくる可能性は低い。しかも渡航直前で会社を辞めたりなど、お金だけではなくて、人生設計を狂わせた罪は重い。

で、今日も社長がチャリンコで走る去る姿や、社内マニュアル、元社員の証言などが流されていた。

この社内マニュアルと報道のコメントに「あれ?」と思ったので一言。

社内マニュアル

ライバルと差別化する。
付加価値が高ければ高くても売れる

「高くても売れる」が赤字でコメントされていたりする。でも、付加価値をつけて、差別化して、少しでも利益を出そうとするのは「ビジネスの常識」

こんなことを報道してどうするんだろう…って思った。

恐らく報道側の趣旨としては、「社長は、会社を設立してから、金儲けのことしか頭になかった。今回の事件も起業時から考えていたに違いない。社長は根っからの悪人なのだ」と視聴者に思わせることなのだろう。(真相は勿論知らないけど)

ときおり報道では「過剰な利益は悪」といった主張することがある。
「値上げばかりで生活苦、そんな時代に赤字覚悟のすごいスーパー」なんて話題を好んで流しているので、利益を出さない企業が善、利益を出す企業は悪なのかもしれない。
でもね。赤字でやっていける会社はないのですよ。間違いなく。特に物販は。

余剰利益は頑張った社員に還元したり、次の商品の開発に使われたりする。
だから「少しでも利益が取れるときに取っておく」というのは、正しい考えなのだ。

ときに単品独占状態の場合でも値下げされる商品もあるが、大抵の場合は「価格下落によってライバル参入を牽制する」ことによって「利益を継続的に最大化する」ことを目的にしている。

「ゲートウェイ21」が問題なのは、ビジネスとして破綻した状態なのに、それを誤魔化して継続したことにある。ここら辺がすっとばされて、「あの社長は、最初から悪だ」というミスリードしようという姿勢に「あれ?」と思ってしまう。

もともと報道なんて「情報操作済み」なので、あんまり参考にしないようにしているけど。
ちょいと言いたくなった。